2005/12/28 「S-Sence Live」@渋谷Camelot Court

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今回は照明のカラフルな効果を生かすため、モノクロのロールオーバーは意図的に外しました。

[撮影者コメント]
1D: 同じタイミングで水を口にするたっちとのっち。
2B: たっち、やっちゃった?!
2C: ヴァイオリンの調律、大丈夫??
3B: Julieでのっちがたっちのピアノをフォローします。


撮影総枚数:253枚 撮影カメラ:Panasonic LUMIX DMC-FX5



[曲リスト]
1. Does Anybody Hear Me? (アカペラ)
2. 月
3. 深呼吸
4. 一時停止
5. Amazing Grace
6. アジアの風
7. 約束
8. Julie
9. SOUL MATE
10. ともに歩んで
11. 祈求〜アベマリア〜
12. Nui Nui Oe & I Do Special Version
13. Good bye

S-Sence今年最後のライブは2度目の舞台となる渋谷Camelot Courtで行われました。
ただし今回はフロアが変わって地下2階ANNEXのフロアでのライブ。
広めのステージに、客席にはテーブル席が用意され、落ち着いた雰囲気の中で
ライブは行われました。テーブル席は今年最後のS-Senceのステージを観に来た
お客さんで埋め尽くされました。

そのような中、9時ちょうどにS-Senceがステージに登場。
最近また恒例になった美しいアカペラ曲、"Does Anybody Hear Me?"を披露しスタートします。
そして、S-Senceの冒頭の挨拶。
「今日は忘年会シーズンのお忙しい中多数お越し下さってどうもありがとうございます。」
お客さんの中にもS-Senceの顔見知りが多かったようで、S-Senceもそれをみて
とてもリラックスした感じでした。

2曲目はS-Senceの定番曲「月」。
ステージの幻想的なライティングがその雰囲気をぐっと盛り上げてくれました。
歌い終わった後、水に手を伸ばすS-Sence。お二人には双子のシンパシーがあるのか、
よく水を飲むタイミングがかぶってしまい、その間のトークが出来なくなることが
あるそうです。本人達はそのタイミングをずらしたいらしいですが、なかなかうまく
行かないようです(笑)。

3曲目はのっちがヴァイオリンを置いて歌われる新曲、「深呼吸」。
この曲は、けんかした二人が仲直りした様子を歌われた曲なのだそうです。
とても耳に心地よく、まるで爽やかな風に吹かれた緑豊かな大草原で、どこまでも
澄んだ抜けるような青空を見上げ、ふわりと宙を舞っているような気持ちになる
素晴らしい一曲でした。

「深呼吸」の披露が終わった後、再びS-SenceのMCが入ります。
今回、客席では、指でつまんで食べられるおつまみ、「フィンガーフード」を
求めることが出来たのですが、これを日本語読みすると「指ご飯」。
ライブの前に「もし、ボーイさんに『指ご飯』と注文して、ボーイさんが『フィンガーフード
ですね?!』と反応したら凄いよね」と、S-Senceがご友人の茶コールさんとお話されてた
そうなのです。この話をした時点で茶コールさんはまだライブにお見えになっていませんでした。
そこで、S-Senceはボーイさんに、「『指ご飯』と注文されたら『フィンガーフードですね?!』と
応対して、茶コールさんをびっくりさせてあげて下さい(笑)」とお願いしていました。
果たして、茶コールさんがそれで驚かれたかどうかは未確認です(笑)。

4曲目はアルバム「潸潸」より、「一時停止」。
自分が凄く大好きな人から離れなければならないような状態をS-Senceは「一時停止」と
呼んでいるそうです。そんな心境を歌われた切ない一曲です。CDともまた異なった
アレンジで、1番をのっち、2番をたっちがメインで歌われます。特に2番!のっちの
ヴァイオリンに乗せて歌われるパートは素晴らしくよい!!聴くたびごとに深みを増す
名曲ですね。

「一時停止」を終えたところで、のっちがヴァイオリンを調律しなおします。本人曰く、「G線が…」
やはりヴァイオリンの弦は温度変化に敏感なようで、演奏中にもそうした弦の延び縮みが
生じることがあるようなのですね。のっちが調律している間に、「たっち、何か喋ってて」とのっちに
ふられ、「え〜と…」と戸惑うたっち。アドリブがちょっと思いつかなかったようです(笑)。

5曲目は名曲「Amazing Grace」をカヴァー。この曲はドラマ「白い巨塔」で用いられたり、故・
本田美奈子さんが歌われたことでもすっかり有名になりました。でもやはりS-Senceの歌われる
「Amazing Grace」はとっても深くコクが感じられます。この季節にもピッタリの一曲でした。

6曲目はS-Senceがパーソナリティを務めた同名のラジオ番組から生まれた「アジアの風」。
この番組をしていてS-Senceが一番印象に残った話題は何といってもトルコ人男性の脱毛。
何と髭と胸毛以外、トルコ人男性は脱毛するらしく、脇とかもつるつるだとか。
異国情緒溢れるこの曲は、S-Senceも歌われるたび、とても新鮮な気持ちになるそうです。

「アジアの風」を歌われた後、S-Senceはドリンクタイム。今日は直前にお食事をされたそうで、
そのお陰か、のどがとても渇くとおっしゃっていました。スィートが欲しいとも(笑)。
先ほどのおつまみメニューの『フィンガーフード』、実はS-Senceが、ライブ中でも音を立てずに
食べられるようにとお店に準備してもらったようなのです。このような気配りが本当に
素晴らしいですね。

7曲目はS-Senceとしてのメジャーデビュー曲、「約束」。ご存知の通り、韓国ドラマ「美しき日々」の
テーマ曲をS-Senceのアレンジで日本語カヴァーされた曲です。この曲を通じて原曲の歌手、
Zeroさんに出会い、とても多くのことを学ばれたそうです。この曲を聴くのも何だかとても久しぶりに
感じましたが、その分また新鮮な感動に包まれることが出来ました。
S-Senceもこの曲を歌うとチェ・ジウさんや、イ・ビョンホンさんが頭をよぎると冗談交じりに話されて
いました。S-Senceのご友人にイム・ビョンホンさんとおっしゃる方がいて、ときどきごっちゃになる
らしいですが(笑)。

8曲目はちょっぴりジャジーでテンポのよい一曲、「Julie」。途中、「Stray Cats」のメロディーが
挿入されたり懐かしさと新しさを同時に体感できる曲でした。
ここでもまたのっちのヴァイオリン君の弦が緩んで、チューニングが大変そうでハラハラする場面が。
でも無事に何とか乗り切ったようです。

9曲目は楽器を置いてお二人が前に出て歌われる「SOUL MATE」。背の小さいたっちはピアノの
前に出ないと見えないよとのっちにからかわれて、「そこまで小さくないよ」と反論するたっち(笑)。
この曲はまだ原形のない、魂であった時から、友達であった同士が、今度世に生まれたときには
また友達でいようねと誓い合う様子を描いた一曲で、双子のたっちとのっちもその意味できっと
SOUL MATEだっただろうし、今このライブに集っている皆さん同士もまたSOUL MATEですと、
おっしゃられました。サビのフレーズがとても印象的な、心に響く一曲でした。

10曲目は、S-Senceのご友人で長くS-Senceのカメラマンを務められたさやかさんの結婚式に
贈られた曲、「ともに歩んで」。ふだん写真でお世話になっているので、せめてこのときぐらいは
自分がカメラマンとしていい写真を撮ってあげようと思ったのっちでしたが、見事に使えない写真
ばかりになったそうで…何やら人の後頭部が写ってたりしたそうです(笑)。
そして、このとき投げられたブーケを見事にキャッチしたのはたっち。でも他の人にはたっちが
「奪いに行った」ように見えたそうです。果たして真実は??(笑)

11曲目はアルバム「潸潸」の中から、「祈求〜アベマリア〜」。タイトルの「祈求」よりも、副題の
「アベマリア」で定着しつつあるこの曲(実は馴染みの薄い「祈求」という言葉も辞書には載っている
そうです)、冬のこの季節に合わせるように9ヶ月間暖めた一曲なのだそうです。ここで、たっちが
NYから日本に戻った直後の小学生時代のエピソードを紹介されました。
まだS-Senceが日本語がうまくしゃべれなかった頃で、お友達とおもちゃで楽しく遊んでいたとき、
あるお友達に「これ、つまらない」と言われたそうなのです。その遊びを面白いと思ったたっちは、
「つまらない」を肯定する意味で、お友達に「つまるよ〜」とおっしゃったそうなのです。
恐らくどういう意味でたっちが言っているのか分かっているのに、その子は「鼻つまってるの?」と
わざとたっちに突っ込んだそうです。そのときたっちは「子供は何て残酷なもの」かと思い知ったそうです。

そのような逸話のあとに歌われた祈求。曲がフェードアウトし、一瞬静寂が訪れた後、いっせいに
拍手が鳴り響きました。これにはS-Senceもとても気をよくしたようでした。この歌は、のっちのヴァイオリンが
メインなので、そのお陰でのっちは「自分の歌うパートが少ないけど、その甲斐がありました!」と
笑いを誘いながら話されていました。そして、最後のフェードアウト。S-Senceいわく、このフェードアウトが
この曲の生命線なのだそうです。これも完璧でしたね。

ライブもいよいよ大詰め。12曲目はアルバム「Ring 4 Hope」より「I Do」、そしてこの曲のハワイ語ヴァージョン
である「Nui Nui Oe」の混成ヴァージョン。ハワイ語詩の「Nui Nui Oe」は、エッセンスの裏道ラジオではすでに
公開されていますが、やはりライブでは難しいとされていました。実は今月22日のライブのあとに、僕がS-Senceに、
「Nui Nui Oe」は歌わないの?と聞いたところ、まだハワイ語は難しいとおっしゃられたので、では「I Do」の詩に
「Nui Nui Oe」のフレーズをいくつか入れてみたら?と持ちかけていたのです。それが今回、実現したことは
僕にとっても本当に嬉しいことでした。あれから1週間足らず。僕の想像した以上に「Nui Nui Oe」の長いフレーズを
歌われて。きっとずいぶん練習されたことと思います。改めて感謝!
本人達いわく、楽観的なのっちに比べて現実的な(腹黒?!の)たっちも、「Nui Nui Oe」の世界平和への
ポジティブなメッセージが大好きだそうで、本当に争いごとのない世界が実現して欲しいと心から思われたそうです。
この曲、これからもどんどん進化して、聴く機会もきっと増えそうで、とても楽しみです。

楽しいライブもとうとう最後の一曲になりました。最後の曲のタイトルにふさわしく、アルバム「潸潸」より、
「Good bye」。ご存知、ドラマ「君の名は」…でなくって!「美しき日々」の主題歌のカヴァーです。
暗めのこのメロディーの世界に是非浸って下さいとのことでした。S-Senceのおっしゃる通りの、この曲から
流れるとても張り詰めた空気から開放されるように、S-Senceが歌い終わると同時に割れんばかりの喝采が
沸き起こりました。

年の瀬のせわしいこの時期に、S-Senceとともにこのような暖かい空気を共有できたことは僕にとっても
今年得られた大きな財産の一つになりました。こうしてS-Senceの激動の2005年の全てのステージが
終わりました。来る2006年のS-Senceはどんなステージを魅せてくれるでしょうか?
日々進化するS-Senceのステージ、これからも我々はとことん追い求め味わい尽くしたいと思います。
今後ともS-Senceともどもよろしくお願い申し上げます。



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